SpRINKLER Systems
NFPAとFM GLOBAL
日本国内においても、場合によって日本の消防法、建築基準法よりも厳しい設置規準である、NFPA(National Fire Protection Association)やFMグローバル(Factory Mutual Global)のStandardに準拠する場合があります。
例えば、日本では工場や倉庫、OfficeにはSprinklerの設置の義務が無い場合が多いですが、NFPAでは全ての建物、可燃物(Combustible)の保管場所(Storage Area)には全域Sprinkler又は何らかの消火設備を設置する様指示されています。
実際に外資系企業の工場では、日本国内の工場や倉庫にNFPAに準拠したAutomatic Sprinkler Systemを、消防法の消火システムと併設していることがあります。
FM Approved & UL Listed (FMUL認定品)
NFPA(National Fire Protection Association)やFMグローバル(Factory Mutual Global)のStandardで要求される事に、FMUL認定品(FM Approval / UL Listed)を使用する事が必ず求められる。
しかしながら、日本では消防法の検定品を使う事が要求と重なることがある。
この場合例えばSprinklerの設置に関しては前もって所轄消防署に相談に行き、FM/UL認定品を用いても良いか確認します。目的は同じなのでその性能を十分理解してもらえると、使用が認められることがある。
すなわち、日々の消防署との良い協力関係を構築する事によって、FM/UL認定品の理解を深める事ができます。
これは、非常に重要な事です。
Sprinkler HEAD
スプリンクラーヘッド(Sprinkler Head)の構成は日本製もFMUL認定品もほとんど変わりません。
【構成部品】
デフレクタ(Deflector)
フレーム(Frame)
可溶リンク部(Fusible Link)
キャップ&ガスケット
型番号
ネジ(NPT)
オリフィス(Orifice)
最も大きな違いは、火災時の反応速度(Response)、水量(Water Flow)、安定した散水範囲(Suppression)の能力です。
Aitomatic Sprinkler Systemは、保管する物の燃えやすさや、燃えた時のエネルギー、保管量、配置、周囲への延焼の危険性によって適切に設計されます。